醍醐コミュニティバスが
社団法人日本都市計画学会より
「計画設計賞」をいただきました
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←賞状とともにいただいた記念メダル |
5月20日、京都大学中川大助教授、能村聡氏、市民の会の村井信夫代表が社団法人日本都市計画学会から「計画設計賞」を受賞しました。
受賞の理由は、市民の手で実現したコミュニティバスシステムであること。地域のショッピングセンター、醍醐寺、病院などの協力施設と個人パートナーが支える「市民共同方式」を構築し、行政の補助を受けないバスを運行し、運行開始後の一年間、順調な利用者獲得を達成したこと。道路基盤の整わない開発が進み、通常のバス運行ではバス停まで遠く、乗ってからも遠回りで時間がかかる状況であったのに対し、2002年2月のバスの規制緩和を受けて地域住民が発足した「市民の会」を契機に、市民フォーラム、集落単位での検討会などを通して、自立的なバス運行システムの開発に合意したこと。醍醐コミュニティバスは、その理念と計画プロセス、新しいバスサービスの実現、ならびにその運行実績から高く評価でき、計画設計賞に値するものということです。
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